世界最大の小売業であるアメリカのウォルマート・ストアーズが取り組んでいる環境対応型の未来店舗。いわゆるサステナブルストアの実験店で、科学者、建築家、公的機関などと連携し、太陽電池や風力発電、複合型水質浄化装置などを備えるほか、汚泥をリサイクルした舗装材・壁材の利用、容器包装リサイクルシステムや省エネ機器、コジェネレーションシステムの導入、グリーンアーキテクチャー(樹木や草花を多用した緑の建築)、災害時に備えた多目的用水池などの設備や機能が導入されている。現在、テキサス州とコロラド州の2カ所で、周辺の景観に配慮したバリアフリー型を建設し、実験を進めている。