2006年成立、09年6月に施行。大衆薬(OTC医薬品)が含む成分を、副作用などのリスクに応じて第1類、第2類、第3類の三つに分類する。一部の毛髪用薬や点眼薬などは最もリスクが高い第1類分類の成分を含み、風邪薬や解熱鎮痛剤は比較的リスクが高い第2類分類の成分を含む。第3類分類成分の医薬品にはうがい薬、アミノ酸製剤等がある。医薬品の販売は薬局、店舗販売業、配置販売業の三類に分けて許可されるが、店舗販売業は薬剤師を配置しなくても、新設される登録販売者を配置すれば、一般的な風邪薬や整腸薬、漢方薬、ビタミン剤のように、第2類、第3類成分だけを含む大衆薬を販売できるとされる。