一般の風邪薬や胃腸薬のように、軽い病気の症状緩和のために医師の処方箋(せん)なしで、薬店、ドラッグストアなどで買える一般医薬品(大衆薬)のこと。英語のover the counter(オーバー・ザ・カウンター)の頭文字をとったもので、カウンター越しに薬を販売するかたちに由来する。医療用医薬品として患者に長年使われ、安全性が高いと判断された有効成分を活用しているもので市販薬とも呼ばれる。 自分で健康管理を行うセルフメディケーション医薬品。改正薬事法では副作用リスクによって第1分類から第3分類までに区分され、施行(2009年6月予定)後には第2分類、第3分類のみの成分の医薬品については登録販売者も販売ができる(高リスクで副作用が強い第1分類の販売資格は薬剤師のみ)。