食品循環資源を原料にして加工処理されたリサイクル飼料のこと。農林水産省はエコフィードと呼び、エコフィード認証制度を導入することで、食品残さなどの飼料化を促進し、食品循環資源を家畜などの飼料として利用・普及につとめている。エコフィードの種類は、酒かすやパンくず、野菜くずなどの食品をつくるときに出る副産物や、売れ残りのパンやめん類、弁当、総菜のほか、調理時に出る残さなどが該当する。食品循環資源からつくられた飼料がエコフィードとして認証され、商標と認証マークを利用するには、エコフィード認証制度が設定した一定の基準を満たすことが必要で、実施については、社団法人日本科学飼料協会が認証や、商標と認証マークの容器などへの添付に関する契約を行っている。なお、認証申請を行うことができるのは飼料メーカーなどである。