企業向け情報システムメーカーのマーケティング用語として多用されているものの明確な定義はされていないが、従来のデータベース管理などでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群をいう。多くの場合、データの量が単に多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれている非構造化データ、非定型的データが含まれる。また、日々膨大に生成・記録される時系列性・リアルタイム性のあるようなデータを指すことも多い。従来は分析対象にすることも無く見過ごされていたデータ群だが、技術の進歩によって、こうしたデータ群を記録・保管し、即座に解析することが可能になった。その結果、ビジネスや社会に有用な知見を発見したり、従来では想定できなかったような新たな仕組みやシステムを生み出す可能性が高まるとされている。