特定の物の品質、状態について主務大臣が基準を定め、各府省および付属機関、特殊法人、指定民間機関などが基準適合性を調べること。いわゆる検査検定行政。この行政の目的は、ものの品質、安全性、公正性などの確保である。例としては、JIS(日本工業規格)、JAS(日本農林規格)などがあるが、ほかにも検査に合格しなければ使用・販売ができない医薬品・食品添加物・新規化学物質の製造前検査、雑貨・機械金属などの輸出検査、自動車・船舶などの製造前の型式検査、消防用設備・航空機の検査がある。なお、JISマークの表示認証は2008年10月からは国に登録された民間機関が行う。