「非正規」は法令上の用語ではなく、かつ公務員に関しては必ずしも一般的には用いられていないが、概して、臨時職員、特別職非常勤務職員、一般職非常勤務職員など、給与・ボーナス・昇給・身分などで不安定な待遇にある公務員。民間企業等における非正規労働者・非正社員の増加が、景気変動に備えた将来の人員整理(解雇)を容易にし、コスト削減のために行われていることが知られている。公務でもコスト削減という面で共通している。公務では、定員・定数削減が先行し、行うべき業務に対応するために「埋め合わせ」として「非正規」な任用が行われている面がある。近年、特に「非正規」な自治体職員の実態が明らかになりつつある。