まちづくり基金への寄付を募って、寄付者にも住民としてまちづくりに参加してもらう試み。「足による投票」に対比してこのような呼び方がされる。長野県泰阜村の「ふるさと思いやり基金条例」が2004年6月に初めて制定されて以来、北海道ニセコ町(ふるさとづくり寄付条例)、岡山県新庄村(協働のふる里づくり基金条例)、秋田県小坂町(未来創生基金条例)、北海道松前町(さくらと城のふるさとづくり基金条例)、北海道沼田町(ふるさとづくり寄付条例)、北海道羅臼町(知床・羅臼まちづくり寄付条例)などでも制定されている。単に財源不足を補うだけでなく寄付者(ホームタウン・ドナー)への財政運営説明などを通じて透明な自治体運営と個性的な地域づくりを目指している。