幕末の志士坂本龍馬にゆかりのある全国8自治体が2014年に結んだ、大災害時の相互応援協定の名称。龍馬の「海援隊」にちなんで「龍馬救援隊」とした。8自治体は、龍馬が生まれ育った高知市、暗殺された京都市、妻のおりょうと新婚旅行をした霧島市、江戸遊学中に過ごした土佐藩下屋敷があった東京都品川区、長崎市、鹿児島市、下関市、福山市。協定は龍馬の誕生日で命日の11月15日に京都霊山護国神社で締結された。これにより締結自治体は、被災自治体の要請に応じて、(1)食料や飲料水、生活必需品の提供、(2)被災者の救出、医療、防災に必要な器財の提供、(3)救助や応急復興に必要な専門職員の派遣をする。平時にも情報交換や防災訓練などで力を合わせるという。