2011年3月11日の東日本大震災に際して、米軍が展開した統合作戦で、災害救助と復興支援からなる。4月5日の海兵隊特殊部隊(大量破壊兵器の専門家)の到着にはじまり、同月30日に終了した。ピーク時の動員数は1万8000人とされる。同作戦の予算は8000万ドルで、横田の米空軍基地に作戦司令部が設置された。空母「ロナルド・レーガン」は震災直後の3月13日から自衛隊と対応を協議し、4月4日に「トモダチ作戦」の参加を終えた。この作戦は被災地での迅速な救援と復興に貢献しただけでなく、米軍と自衛隊との統合運用にとっても貴重な経験となった。