2プラス2と呼ばれ、1990年6月、日本の外相、防衛庁長官と米国の国務、国防両長官が、日米関係や国際安全保障問題を協議するため、旧委員会(60年1月設置)の不平等な構成(日本が外相、防衛庁長官なのに、米側は駐日大使と太平洋軍司令官)を日本側の提案で改組。2005年2月の2プラス2では、北朝鮮問題に加えて初めて台湾海峡にも言及した「共通戦略目標」が策定され、在日米軍の再編についても、「数カ月」で集中的に作業することで合意をみた。この下に日米安全保障高級事務レベル協議(SSC、次官級)、審議官級協議(ミニSSC)、防衛協力小委員会(SDC、局長級)などがある。