第2次安倍晋三内閣が2014年9月3日に改造された際に設置され、内閣総理大臣以下全閣僚によって構成されているが、地方創生担当大臣(初代・石破茂)を副本部長として、地方創生関係の政策を展開する司令塔となる組織(通称は地方創生本部)である。当初は閣議決定を根拠にしていたが、12月に地方創生法が施行されて法定の組織に移行し、事務局は内閣官房に置かれている。「まち」は「国民一人一人が夢や希望を持ち、潤いのある豊かな政策を安心して営める地域社会の形成」を、「ひと」は「地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保」を、「しごと」は「地域における魅力ある多様な就業の機会の創出」を指す。「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し実施することが任務とし、地方創生関連のさまざまな政策の省庁間調整を行っている。