2002年の知的財産基本法に基づき、03年に設置された会議であり、知的財産戦略会議を発展させたものである。知的財産関連の施策の総合的な推進を目的に、毎年、知的財産推進計画を策定している。本部に置かれた検証・評価・企画委員会において実質的な議論がなされており、また必要に応じて専門委員会などが置かれて、産業発展の促進の観点から知的財産関連の政策について検討している。本部長を務める首相の下、副本部長や本部員を務める各大臣のほかに、10人以内の民間有識者が本部員となっており、内閣府知的財産戦略推進事務局が事務を担当している。