リトアニアが2015年1月1日から、欧州共通通貨ユーロを導入したこと。旧ソ連圏でユーロを導入したのは、エストニア、ラトビアに続いて3カ国目で、19番目の加盟国となった。リトアニアは、1991年にソ連(当時)から独立し、独自通貨リタスを導入していた。この加盟により、バルト三国はいずれもユーロ圏となった。アルギルダス・ブトケビチュウス同国首相は「今回のユーロ導入はEU(欧州連合)の経済・通貨同盟を強化するだろう」と、その意義を強調。また、リマンタス・シャジュス財務相は、ウクライナ危機をにらんで、安全保障面での効用にも言及した。