2012年11月11日に創設されたシリアを代表する反体制組織の一つ。シリアの反体制各派は、カタールのドーハで会合を開き、幅広い国内外の反体制勢力が結集した統一組織を樹立することで暫定合意した。メンバーは60人。シリア国民評議会から22人が参加。議長にアル・ハティーブが選出された。同議長は、ダマスカスのウマイヤ・モスクの元イマーム(指導者)。新組織は、政治と軍事問題を統括し、人道支援の窓口にもなるとされた。13年1月、ハティーブ議長は、アサド政権と交渉する用意があると自身のフェイスブック上のページで表明したが、他のメンバーの非難を受けるなど、組織的な活動はまだできていない。