2001年6月に遠山敦子文部科学大臣(当時)が経済財政諮問会議に提出した「大学(国立大学)の構造改革の方針」のこと。国立大学の再編統合、国立大学の法人化(→「国立大学法人」)と民間的経営手法の導入、第三者評価による競争原理の導入、世界最高水準の大学づくり「トップ30」構想を柱とする。同時期に文部科学省は、世界最高水準の大学づくり(競争原理の導入、大学発の新産業創出など)、人材大国の創造(ロースクール等、プロフェッショナル・スクールの拡充など)、都市・地域の再生(大学を核とする自治体主導の知的センターの展開など)を柱とする「大学を起点とする日本経済活性化のための構造改革プラン」を提出したが、これも含めて遠山プランと言う場合もある。