臨時教育審議会の答申を受け、高等教育の在り方を審議する機関として1987年に設置された文部科学大臣の諮問機関。2001年に中央教育審議会(中教審)に統合された。大学院部会、大学教育部会などを設けて精力的に審議を進め、「大学院制度の弾力化について」「学位制度の見直し及び大学院の評価について」「学位授与機関の創設について」等、数々の重要な答申を行った。1998年の答申「21世紀の大学像と今後の改革方針について」では、厳格な成績評価の実施、修業年限の多様化、国立大学評価のための第三者機関の設立、大学院の改革・拡充などを提言した。