予測困難な時代の到来を視野に試みられている高大接続改革の切り札のひとつとして、2021年1月に導入・実施予定のテスト。従来の大学センター試験と異なり、数学・国語で記述式の出題形式が予定されている(24年度以降は、地理公民・理科でも導入の検討が予定されている)。また、英語は、4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するために民間試験の活用が図られる。知識・技能だけでなく、思考力・判断力・表現力を重視するという方向性が予想されている。なお、新学習指導要領(22年度の高校1年生から年次導入)に基づく大学入学共通テストの実施は25年1月以降となる。(→「学習指導要領改訂」)