地域包括支援センター等のコーディネート(サービス・機関・事業所の間の連携・調整)機能の強化や地域課題に対応した問題解決の仕組みづくりを目的に、市町村を実施主体として行われる事業で、2010年度から実施された。事業内容は、(1)地域包括支援センター等機能強化事業と、(2)集合住宅等に居住する要介護者等に対する総合支援事業の2つである。このうち、(1)の事業では、介護保険外サービスとの連携やNPOなどの地域ケアの活動主体への側面的支援などが盛り込まれている。(2)の事業では、集合住宅等に居住する要介護者等に対して、24時間365日対応の窓口を設け、介護保険サービスと介護保険外サービスの間の連携・調整を図りながら総合的に支援を行うことになっている。