マスメディアとスマートフォンなどのソーシャルメディアやその他のパーソナルメディアを総合的に組み合わせ、構造化して行う説得コミュニケーション。選挙民、消費者など大量の一般大衆に対して説得行動をする手法としては、これまではメディアミックスが使われてきたが、現代のメディア状況はこうした在来の手法では効果的なコミュニケーションが達成されなくなっている。ソーシャルメディアの発達は、従来の送り手から受け手へという説得コミュニケーションのあり方を変えてしまった。いままで受け手であった選挙民や消費者が、ソーシャルメディアを使って主体的に参加することのできる生活が生まれたからである。