環境性能の優れた自動車の普及促進と、車の買い替え・購入促進による経済効果を目的に、自動車取得税と自動車重量税を減免する制度(環境性能に優れた自動車に対する自動車重量税・自動車取得税の特例措置)。自動車税は、グリーン化税制により減税が実施されている。燃費や排ガス抑制で一定基準を満たす「エコカー」が対象。電気自動車、ハイブリッド車、天然ガス自動車、クリーンディーゼル車(車重3.5t以下)は、新車の場合、取得税、重量税とも100%減税。排ガスを基準より75%低減し、燃費基準を15~25%上回るなど、国が定める低排ガス車認定制度を満たす車は、取得税、重量税とも50~75%の減税となる。登録から13年超の車からエコカーへ買い替えた場合などでも補助金を交付する(エコカー補助金制度)。減税、補助金制度ともに2009年4月から適用を開始し、10年3月末までとしていた補助金制度は、同年9月末までの延長が決まった。減税は12年春までの登録・届け出分が対象。