旭硝子財団が地球サミットの開催された1992年に創設した、地球環境に関する国際的表彰制度。地球環境問題の解決に科学技術の面で著しい貢献をした個人または組織に対して、その業績をたたえ、毎年原則2件を表彰する。賞の名称 は、人類として初めて宇宙から地球を眺めた宇宙飛行士ガガーリンの言葉「地球は青かった」に由来し、この青い地球が未来にわたり、人類の共有財産として存在しつづけるように、との祈りがこめられている。対象分野は、地球温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊、エネルギー・食糧問題、河川・海洋汚染など多岐にわたる。受賞者には賞状・トロフィーに加えて、副賞として賞金5000万円が贈られる。2012年6月に発表された第21回ブループラネット賞は、エコロジカル・フットプリントの概念を開発した ブリティッシュ・コロンビア大学ウィリアム・E・リース教授とグローバル・フットプリント・ネットワーク代表のマティス・ワケナゲル氏が共同で、生物多様性保全に先駆的な貢献をしたジョージ・メイソン大学のトーマス・E・ラブジョイ教授が単独で受賞している。