一般には月額賃料30万円以上の賃貸住宅を指す。不動産経済研究所によると、2010年11月の東京圏の高級賃貸住宅は299件、2万7786戸で、月額賃料が公表されている物件の最高はラ・トゥール代官山(渋谷区)の531.0万円だった。外資系企業の日本法人幹部、IT関連経営者および幹部などのニューリッチの台頭などの需要側のニーズと、資産価値の高い都心部に物件を所有したいとする大手不動産会社、J-REIT(日本版不動産投資信託 日本版REIT)などの不動産投資ファンドなどの供給側のニーズが合致、高級賃貸住宅が増えてきた。しかし、リーマンショック以降は需要が激減、空室が増加している。