借り入れ当初に一定の事務手数料を支払うことによって、適用金利が低くなる仕組みのこと。欧米では古くから採用されてきた方式だが、わが国での歴史はまだまだ浅い。ただ、最近はフラット35でこの方式を採用するモーゲージバンクや銀行などが増えている。たとえば、通常の金利は3%であるのに対して、借入額の2%相当の事務手数料を支払えば金利が0.3%下がって2.7%になる。利用者からみると、当初の負担は重くなるが、完済までの総支払額を比較すると、ディスカウントポイント方式のほうが少なくなるといったメリットがある。