電解質(ミネラル)を含有する清涼飲料水。全国清涼飲料工業会の「熱中症対策」ガイドラインによると、100mlあたり40~80mgのナトリウム含有量のある飲料が「熱中症対策」の用語を使用できる。熱中症の予防には、水分と電解質の補給が欠かせない。水やお茶だけを補給すると汗とともに電解質が失われるので、水分のみではなく電解質を補給することが必要である。各種スポーツ飲料は、適度に電解質を含むので、熱中症対策にも利用できる。熱中症対策飲料として市販されているのは、ナトリウムとカリウムが添加されている。スポーツ飲料と異なるのは、運動に必要なエネルギーやビタミンが少ないことである。