アルコール度数が10%未満(通常4~8%)の低アルコール飲料と、3%以下の超低アルコール飲料に分かれる。焼酎などの蒸留酒を果汁で割ったものや、果実酒(梅酒など)を炭酸水で割ったものが主流である。小容量の缶やペットボトル入りで、RTDに分類される。RTDとはReady To Drinkの略で、栓を抜いてすぐに飲める飲料のこと。容器のデザインに果実や果汁などをあしらったものも多く、未成年の誤飲を防ぐため、酒の表示が義務付けられている。近年の若者のアルコール離れに対応するために、酒造メーカー各社が開発を競っている。アルコール度数がゼロあるいは1%以下のものは、ノンアルコール飲料である。