酒粕または米麹を原料とした、日本の伝統的甘味飲料。日本酒製造の過程で出る副産物の酒粕を原料とした甘酒は、微量のアルコール分を含む。ただし、市販されているものはアルコール度1%未満なので酒税法では酒に該当しない。米麹を原料としたものは、アルコールを含まない、甘みの主成分がぶどう糖であることから、「飲む点滴」と呼ばれ、健康やダイエット効果を求めての飲料でも話題になっている。ダイエットの場合、朝食を甘酒で置き換えるとよい。水分が多く満腹感があるので、食事量を減らすことができる。また、酒粕の甘酒には水溶性食物繊維も多く、腸の活性化も期待できる。