ライフプラン(生涯にわたる人生設計)を実現するために、収入をはじめ、さまざまなデータを分析し、経済面での計画や対策を検討・実行すること。必要なデータは、年齢や家族構成、収入・支出の内容、資産・負債、加入する保険、資産運用状況など多岐にわたる。ライフステージごとに、住宅取得や子供の教育資金の確保、老後生活設計など重点課題があり、無理なく計画的に解決や実現ができるようにキャッシュフロー表(資金繰り表)を作成する。具体的には、単年度における家計の収入と支出を把握し、現時点の貯蓄残高をもとに、将来にわたる貯蓄残高推移を把握して家計の健全性を判断し、ライフプランの実現度合いを計る。ファイナンシャル・プランニングを専門的に行うファイナンシャル・プランナー(FP)の資格には、国家資格の「1~3級ファイナンシャル・プランニング技能士」と、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が認定する民間資格のAFP、CFPがある。ファイナンシャル・プランナーには、銀行、保険会社などの金融機関や不動産会社などに勤務してサービスを提供する企業系FPと、独立自営でサービスを提供する独立系FPの2種類がある。