年金保険料を納付したものの、その記録が個人単位の基礎年金番号に統合されていない、いわゆる「宙に浮いた年金記録問題」を解消するために、社会保険庁が把握している年金記録が各加入者、受給者に対して通知される。これが「ねんきん特別便」。まず、2007年12月17日から08年3月までに、基礎年金番号の記録と結びつく可能性のある記録がある人に送られ、次に、08年4月から5月までにすべての年金受給者へ、6月から10月までにすべての現役加入者へはがきで通知される。ねんきん特別便を受け取った人は、内容確認をして、返送する必要がある。