年金の財源は保険料と国庫負担によってまかなわれる。保険料は年金の種類によって異なる。国民年金第1号被保険者の保険料は2015年4月より月額1万5590円の定額保険料であるが、厚生年金や共済年金の保険料は、総報酬の賃金を賦課対象にする所得比例であり、厚生年金は15年9月分から保険料率17.828%となっている(17年9月分以降から18.300%に固定)。04年時点では、基礎年金の財源の3分の1は国庫負担によってまかなわれ、残りを国民年金の保険料などでまかなっていたが、04年年金改革によって、09年に国庫負担は2分の1に引き上げられた。