不妊で悩む夫婦に対し、医学的・専門的な相談や不妊による心の悩み等について医師・助産師等の専門家が、電話または面接相談で対応したり、診療機関ごとの不妊治療の実施状況等に関する情報提供を行うホットライン。厚生労働省では、子ども・子育て応援プランにおいて、2009年度までにすべての都道府県・政令市・指定都市に「不妊専門相談センター」を整備することをめざしている。男女カップルの約10%は不妊であり、妊娠を希望して正常な性生活を営みながら1年間妊娠しなければ、早めの不妊治療が望まれる。なかなか赤ちゃんができない、高齢になると治療成績が低下する、いつまでこの治療を続ければいいの、など誰にも相談できず、ひとりで思い悩んでいたり、周囲の心無い言葉に、傷ついている方は相談してみると良い。同じ不妊で悩んだ経験のある女性も含め、仲間としての気持ちを大切にしながら相談に応じている。