ビルディング等に設置される空調装置、照明装置など各種機器の制御網や温度センサー、照度センサー、人感センサー等のセンサー情報の情報収集網を、インターネット技術で構成することで照明や空調を効果的に制御を行い、消費電力の抑制等を行うことができるようになる。こうした、情報収集・機器制御ネットワークのことを、ファシリティーネットワークと呼ぶ。インターネット技術でシステムが構成されていることにより、機器の更新も容易となり、ビルディング等の維持管理費の抑制にもつながり、ビルディングオートメーションとして注目を集めている。交換される情報はIEEE1888(UGCCNet)として国際標準化されており、スマートグリッドとの連携も考慮されている。