各ノードで動作するアプリケーション間の通信を実現するトランスポートの一つ。データを発信する前に、仮想回線(バーチャルサーキット virtual circuit)と呼ばれる通信路を準備し、そこにデータを送り込むことでデータを相手に届ける。仮想回線によってデータが管理されているため、データは順序通りに相手に到着しデータが失われることもない。しかし、データを発信する前に、仮想回線を準備せねばならずオーバーヘッドは大きい。大量のデータを1カ所に送り届ける場合に適する。UDPと同様に、ポートを用いて通信を行う。(RFC793 RFCは「インターネットに関する技術文書」)
図「インターネットアーキテクチャー」