自動車、人、道路をネットワークで結び構築された情報システムがITS(Intelligent Transportation Systems)であるが、このITSの通信基盤としてインターネットを用い、より高度な情報システムを構築する試み。インターネットを用いることにより、既存の通信基盤を用いてITSを構築できるようになるだけでなくインターネット上の他の情報システムと融合し、より高度な情報環境を構築することが可能となる。2002年第1四半期に約1600台の自動車を接続し実証実験が行われた。現在も研究・開発・実験が進められており、インターネットサイドからはIPv6の大規模な活用例としても注目されている。