地震などの災害時に被災者の救助を行うロボット。瓦礫(がれき)の中から生存者を探知して救出することなどが目的である。将来は国際的なロボット基地を作って、世界中の災害救助に対応する(「国境なきロボ団」あるいは「21世紀版サンダーバード計画」)が期待されている。国家プロジェクト(「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」略称、大大特)も行われた。2011年の東日本大震災の際は、情報伝達が不十分などの理由で十分に機能できなかったという反省から、実用化対応が急ピッチで進められている。当初は日本製ロボットが活躍する機会は少なかったが、最近になって増えてきている。