千葉工業大学、東北大学、国際レスキューシステム研究機構などが共同で開発した、日本製の災害救助支援ロボット。ロボカップ・レスキューの大会において、世界で最も優れた動作能力を示した。2011年の東日本大震災の際、直後は外国製のロボットが投入されたが、その後このクインスが福島第一原子力発電所に投入されて大きな話題になった。出遅れたのは、原発でこのような大事故が起きることは決してないとして、日本ではまったくテストをしていなかったためである。もともとの能力は世界一だったので、その後はさまざまな場面で活躍している。