ショートショート(8000字以内程度の短い小説)の神様と言われる作家、星新一のような作品をコンピューターに創作させる、2012年に始まったプロジェクト。はこだて未来大学を中心に、人工知能研究者が集まってチームを組む。これまで人工知能研究のターゲットであったチェス、将棋やクイズは論理的な思考を対象としていたのに対して、このプロジェクトは感性あるいは芸術的な思考を対象としている。まだ人工知能だけでは創作できていないが、人間と人工知能が協力して完成させた複数の作品を15年の第3回星新一賞に応募。入賞は逃したものの、一部は一次選考を通過した。