IBMがクイズ番組で人間のチャンピオンに勝つために開発した人工知能のワトソン(Watson)を、その後さまざまな用途に使えるように拡張したもの。名称こそ同じであるが、もはやクイズ番組用のものとはかなり異なったものになっている。最近はやりの深層学習(ディープラーニング)が中心ではなく、従来の人工知能の技術の集大成と言える。ソフトバンクのヒト型ロボット「ペッパー」の対話機能、銀行の電話による問い合わせ応答、新しい料理のレシピ作りなど、さまざまな用途に展開されている。2016年には日本語版のリリースが発表された。