Coreマイクロアーキテクチャーには、以下の新テクノロジーが採用された。
ワイド・ダイナミック・エグゼキューション(Wide Dynamic Execution)。1クロックあたりで、処理できる命令数を増やすことで、実効効率を向上させる新技術。一般的な命令のペアを一つの命令に統合するマクロフュージョン(macro fusion)機能も処理速度の向上に貢献している。
アドバンスド・スマート・キャッシュ(Advanced Smart Cache)。複数のコアを持つプロセッサーが一つの2次キャッシュメモリーを共有することができ、利用効率が高まることで、処理能力の向上が期待できる。
スマート・メモリー・アクセス(Smart Memory Access)。実行する命令を先読みし、メモリーの読み書きによるオーバーヘッドを最小限に抑制する技術。
アドバンスド・メディア・ブースト(Advanced Media Boost)。マルチメディア関連の処理性能を高めるためのSSE(Streaming SIMD Extensions)。命令(マルチメディア拡張命令セット)を、従来の半分のクロックで実行する機能。