フィンランドのライナス・トーヴァルド(Linus B.Torvalds)が学生時代に、PC用に開発したMINIX互換のパソコン用OS。手本にしたMINIXは教育用に作られたUNIX互換のPC用OSで、結果的に、LinuxはUNIX互換パソコン用OSとして飛躍的に普及した。最初の版は1991年10月のリリースで、無料であることやソースが公開されていることから広く普及し、多くのプログラマーが手を加えていった。現在は、WindowsやUNIX代替をアピールする基本ソフトの担い手として成長した。ソフトウエア、ハードウエア各社も自社製品でLinuxをサポートすることを表明する動きが高まっている。