1984年に当時のレーガン大統領が、西側各国に呼びかけて始まった宇宙ステーション計画。現在は、アメリカ、ロシア、欧州各国、日本、カナダ、ブラジルの16カ国が参加している。当初は92年に完成する予定だったが、実際には98年から組み立てが始まった。2003年のスペースシャトル・コロンビアの空中分解事故の結果、規模が縮小され、11年7月に一応の完成をみた。ブッシュ大統領時代には、15年までの運用が予定されていたが、オバマ大統領は20年まで運用を延長。14年1月、アメリカはさらに24年までの運用延長の方針を明らかにした。