中国初の独自の有人宇宙ステーション。ランデブー・ドッキングと短期有人滞在の試験を行うことを目的としており、重量8.5トンと、有人宇宙ステーションとしてはかなり小ぶりである。2011年9月29日に打ち上げられた。同年10月31日には無人の神舟8号が打ち上げられ、11月3日に天宮1号とのドッキングに成功した。12年6月には3人の宇宙飛行士が搭乗した神舟9号がドッキングに成功し、10日間の滞在を実施した。続いて13年6月には神舟10号が打ち上げられて天宮1号とドッキング、15日間の有人滞在を行った。これで天宮1号の有人滞在は終了し、中国は次の世代の宇宙ステーションの開発に向かうとしている。