一般的に100キログラム以下の衛星を小型衛星、10キログラム以下の衛星を超小型衛星という。1999年にアメリカのスタンフォード大学のトゥイッグス教授が超小型衛星開発を通じた工学教育を提唱し、世界的に開発が活発化した。一辺10センチの立方体で重量1キログラム程度の超小型衛星がよく使用されている。2003年には、ロシアのロコットロケットで東京大学の「XI-IV」と東京工業大学の「CUTE-I」(それぞれ重量1キログラム)が世界初の大学開発衛星として打ち上げられた。その後、日本を始めとして世界中の大学で開発が行われている。