ロシアのスホーイが開発した双発の地域ジェット旅客機で、68~85席のスホーイ・スーパージェット100-75(SSJ100-75)、86~105席とするSSJ100-95の2タイプの開発と製造が計画されている。設計航続距離は、SSJ100-75が2900~4550キロ、SSJ100-95が3050~4578キロ。開発飛行試験作業は、まずSSJ100-95を使って行われ、初号機は2008年5月19日に初飛行した。エンジンは、ロシアのサチュルンとフランスのサフランが共同で開発したSaM146ターボファン。11年2月3日にロシアの型式証明を取得し、4月19日にアルメニアのアルマビアに引き渡されて、21日から商業運航を開始した。15年9月末時点までの確定受注機数は368機だが、いずれもSSJ100-95に対してで、SSJ100-75はまだ1機も受注しておらず、機体の製造も行われていない。12年5月9日には、インドネシアでの同機販売ツアー中の招待飛行時に墜落事故を起こし、乗っていた45人全員が死亡している。