アメリカ海兵隊では、MV-22Bオスプレイ(→「ベル/ボーイングV-22オスプレイ」)の安全性について、ほかの垂直離着陸作戦機と比較した数字を発表している。それによると、2012年時点では、10万飛行時間当たりでのクラスA事故(重大事故)発生可能性件数はMV-22Bオスプレイは2.32件であった。ヘリコプターのH-46は全タイプ合計で 6.69件、CH-53Dは7.78件、CH-53Eは2.32件。航空機のAV-8Bハリアー2攻撃機は10.08件。なお17年10月には、アメリカ海兵隊のMV-22Bオスプレイによる最近5年間のクラスA事故の発生率が、最近5年間で10万飛行時間当たり3.44件だったことが発表されて、事故率が上昇していることが明らかになった。