空港使用料に対して、特定の条件を満たす場合にその使用料を減免する制度で、代表的なものが、低運賃航空会社(LCC)によるLCC専用ターミナルの使用がある。成田、関西、那覇などの空港に造られたLCC専用ターミナルは、通常の旅客ターミナルと比較すると建設や設備が簡素になっていて、ターミナル自体が安価であるため、それを使用するという条件で空港の使用にかかわる料金を安く設定している。これによりLCC側も低運賃の提供を継続できる。また、新東京国際(成田)空港では、国際線では機種ごとに4段階の騒音インデックスを定め、国内線では平均騒音値を定めて、騒音が低い機種については着陸料を割り引くという制度を導入している。