光の干渉縞としてデータを記録するホログラム記録技術を用いたもので、現状技術を超える大容量光メモリーに向けた候補。ホログラム記録技術自体は、1960年代に考案されていながら、長らく実用にはいたらなかったが、近年の空間光変調器や固体撮像素子(CCD撮像素子やMOS撮像素子)の進歩、並びに光学系の新たな工夫により急速に開発が進んだ。DVDと同じ直径12cmのディスク1枚で、200~300GB(原理的には1TB)の記憶容量が実現できる。ホログラム光カードの開発も進んでおり、データストレージ用の他、IDカード等への利用が見込まれている。