光映像信号を電気信号に変換する半導体撮像素子の一つ。シリコン基板表面の薄い絶縁膜上に多数の電極を並べた構造で、光映像信号によって生じた電荷を、電極に順次パルス電圧を印加して一定方向に転送し、電気信号を読み出す機能を持っている。小型、軽量、低消費電力、耐衝撃性、長寿命に加えて、保守が容易、感度が高くS/N比(信号/雑音比)が良い、画像のひずみが少ない等の長所があるため、特に暗い場所での撮影に適している。解像度も600万画素以上のものが量産され、携帯用ビデオカメラ、デジタルカメラ等に広く使われている。