頭文字からRFIDともいい、数千ケタにも及ぶ電子的に書き込まれた情報の読み出しを、無線で行うことができる微小なICをさす。実際には無線通信用のアンテナがあるので、数mm以上の大きさになる。電池を搭載しないものはチップの寸法が0.5mm以下と非常に小型化でき安価であるため、関東のSuica、関西のICOCAなど定期券や、クレジットカードに使われているばかりでなく、バーコードの代わりに商品一個一個の管理などきめ細かい物流管理にも使用され始めている。情報の書き込みが可能なチップは動物などの体内に埋め込んで病歴などを記録させることも試みられている。