アンドロイドOS(Android OS)を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話、高機能携帯電話)を標的にしたウイルス。2010年夏ごろから複数確認されている。感染したスマートフォンに潜み、攻撃者の命令を受けると情報を盗んだり、別のウイルスをインストールさせる「ボット」機能を持った高度なウイルスも既に現れている。アンドロイドOS搭載スマートフォンは、公式サイトである「グーグル・プレー(Google Play)」だけでなく、非公式サイトからもアプリを導入できる。そのため、アプリをダウンロードできるのは公式サイト「アップストア(App Store)」だけというiPhoneに比べて、ウイルス感染のリスクが高いといわれる。公式サイトで配布されているゲームと同じものなのに、非公式サイトで配布されているゲームにはウイルスが潜んでいたという事例もある。信頼できるサイトから、正規版のアプリを入手することを勧める。